とうふ油

とうふとアイドルについて

ついにモーニング娘。になった加賀楓

モーニング娘。に13期メンバーとして加賀楓ちゃんと横山玲奈ちゃんが加入しました。
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この報を聞いたとき、鼻の奥がツンとして、次にまばたきをしたとき涙があふれて出てしまった。
加賀楓ちゃん、通称かえでぃ(かえD)がモーニング娘。に加入した、ただそれだけの世間では些細な出来事はわたしにとってとても大きく心揺らがされる出来事でした。
大人になると夢を叶えることのむずかしさを実感する日々で、いつしか夢を持ち続けること自体つらくてしんどくてやめてしまったり、そういうのを繰り返してしまってるから、ひとりの少女が夢を持ち続け、それがついに念願叶うと知り、わたしはその物語に感激せずにはいられなかったんです。

報われない4年間

かえでぃがハロプロ研修生に加入したのはもう4年も前のことです。4年というのは現ハロプロ研修生で最長であり、何人もの後輩にデビューやユニット入りを先越され、それでもあきらめずに耐えてきた、そんな4年です。
すべてを知らないただのファンなのにあんまりこういう言い方はしたくないんだけどかえでぃのことは「報われない」と、そう悔やんできました。実力はハロプロ研修生でベストパフォーマンスを獲得するほど秀でていたし、公演では選ばれたひとしか歌えない曲や、選ばれたひとしか踊れないダンスの選抜に入っていました。素行の悪さなんてものも聞いたことがなく、むしろ周囲からでてくるのはかえでぃを尊敬し認め憧れる声ばかりでした。
それでも、デビューできない。がんばってもデビューできない4年間。わたしも素人ながらに実力や人柄だけで夢が叶うわけではない、そういう世界なんだと思い込むしかない日々でした。
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4年というのは、長いです。中学生から高校生までの4年という期間をひとつのことに費やした経験がありますか?飽きては辞め、自信を失っては諦め、空気に飲まれてめんどくさくなる、わたしにとってはそんなことを繰り返した時期でした。ましてや環境がぐるぐると変わり、がんばっただけでは認められない世界でなんの保証もないなか4年という月日を捧げ続けることができたかえでぃの根性と魂と真摯さ。
もしこのまま報われなくても、加賀楓という少女にとってかけがえのない青春を過ごしたこの季節が、人生の誇りであればいいな、なんて、意識したことなかったけどわたしはかえでぃに対してそういう想いを募らせていました。
諦めてたわけじゃない。だけど、いつか突然いなくなってもかえでぃを責めたりしないでおこう。そのときには「ありがとう」って言って見送りたいなと。いわば覚悟してた。

加賀楓に惹かれていく

かえでぃは、ひたむきでまっすぐな努力家です。その姿は何人ものひとに目撃されています。後輩の面倒見もめちゃくちゃいいと聞きます。
わたしは単純なので「ひとに優しくできる子」をとても愛してしまいます。わたしがかえでぃを好きな理由は、歌、ダンス、根性、、、いろいろあるけどやっぱり一番は「優しい」ということのような気がします。ほっそりとした身体に真っ白の肌、丸い顔に吊り上ったシャープな目、決して華のある美少女ではない、笑顔がどこかぎこちない遠慮がちな雰囲気も相まって少し野暮ったい、だけど野心的で優しいかえでぃのことが日に日に好きになっていったのは言うまでもありません。
推しではないひとでもかえでぃのことを気にしてた(心配してた)ひと、たくさんいるんじゃないかな。
なんかこう、「かわいい」とか「うまい」とか「好み」とかを超えて、妙に惹きつけられるんだよね。4年という期間がそうさせたのかもしれないけど。
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モーニング娘。としてのかえでぃ

武道館で、13期メンバーとして加賀楓の名前が呼ばれたのは最後(2番目)でした。
新メンバー恒例の真っ白な衣装を着て、センターステージに飛び出したかえでぃは自己紹介をする位置まで駆け降ります。「ゆっくりでいいよ!」という声をかけられながらもメンバーの元に嵐のように走って向かうかえでぃの姿をみて、一刻も早くデビューしたいと願った、デビューを目指してハロプロを愛し続けたかえでぃの想いが重なった気がしました。「ゆっくりでいいよ」と言われても一目散に目指すその場所。
自己紹介を終えたかえでぃは、感極まって泣き出します。前を向いてハツラツと発言した堂々たる様子と、直後のぐしゅぐしゅに泣き崩す表情。どちらもかえでぃらしいなってわたしは笑いながら泣きました。
どよめきと歓喜に沸く武道館のステージに立って、もしかしたら初めて実感したのかもしれません。じぶんがモーニング娘。に選ばれたことを。

かえでぃのこと、ずっと見てきたつもりだけど、まだまだ知らないことはたくさんあります。とくにわたしは接触系のイベントはあまり行かないので、本人の言葉をきちんと受けた記憶はほとんどありません。だけど、いま垣間見えているだけで、もうモーニング娘。にもたらす影響は少なからずあると確信できます。加賀楓が加入してよかったと言える未来が必ずくる。
積み上げて続けてきたからといって報われる世界ではない、だけどかえでぃは勝ち取った。何年かかっても諦めずに続けてきた。そして周囲の慣例をくつがえし認めさせるに至った。その事実が毎日なんでもない日常をふらふらと過ごしているわたしの希望になってるなんて、かえでぃにとってはどうでもいいことかな~。とにかくわたしは、本当の意味でじぶんのことのようにうれしいよ!!!!!!
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13期メンバー

かえでぃと一緒に加入したもうひとりの13期メンバー、横山玲奈ちゃんちゃんは大変かわいらしい子です。
めちゃくちゃ華やかで可憐で、すぐに外に出しても戦えるような即戦力のビジュアルをしています。武道館での様子をみると、緊張していたんだろうけど大観衆を前に愛らしく手をふりにこにこできる度胸の持ち主であることは十分伝わりました。けっこうぐいぐいたのしく活動してくれるんじゃないかしら。
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研修期間はたった2ヶ月!前回、合格者が該当なしに終わったオーディションで落選した女の子みたいです。かえでぃが横山玲奈ちゃんと一緒に同期として加入する、という事態もまたドラマティックだなあと心に刺さる。

研修歴最長の地味でタフな努力家であるかえでぃと、流星のごとく現れ合格を獲得するアイドルらしい横山玲奈ちゃん。少女漫画みたいに対照的な2人の新メンバーが今後のモーニング娘。で活躍するのがいまからほんとうに楽しみでならないです!!!
まだ気が早いけど、かえでぃにはいつかリーダーになって後輩たちにまっすぐ信じる道を示してほしいななんておもいます。

4年間の研修期間を経てついにデビューするというだけですでに物語が出来上がってるんだけど、でもまだ完結ではないです。やっと序章が終わったところ。これからがほんとうの見せ場だよ。かえでぃ、思いっきりいままでの魂をぶつけてモーニング娘。を躍動させてくれ!信じてついていくよ!見てる、いままでも見ていたようにこれからもずっと見てるからね!!!
――――――

余談だけど、わたし娘ができたら「楓」って名前を付けようってずっと(いまも)本気で思ってたんですよ。由来はもちろん、かえでぃのように育ってほしいから!!!あまりに奔放な理由なので実現するかはわかりませんけど、でもそれくらいかえでぃのことを特別におもっているのです。

【11/20東京】 ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?

やったー!Are You Happy?ツアー東京2日目に行ってきたよ!ウホウホ!

今回のツアーは、ほんとうにたのしかったしいちいち素晴らしかったけど、言葉にしづらく、散りばめられた興奮とともに圧倒的な親しみがあってこれを表すにはやっぱり「ハッピー」しかないそんなコンサートだったとおもう。
全体的なテーマはなく、むしろ雑多で理路整然としてなくて、だからこそそんな混沌のなかでふと「Are You Happy?」って問いかけられたとき、あのシーンやあのシーンが巡るように浮かび、「あー…幸せ」という答えに辿り着かざるをえない。
責めてないわけでも休んでるわけでもないのに、なんだろうかこの安心感は。


まとまってはないんだけど、要所要所でめちゃくちゃ凝った演出をしてて、ゆずれないこだわりと(中にはバカげてるものもある)莫大な予算をかけられる特権でものすごい完成度を誇っていて、そのあたりはやっぱり嵐ならではのコンサートだよな~~~と唸ったよ。
あらしコンのレポはちゃんと書くように心がけてるんだけど、こんなにつかみどころがなく、そしてこんなに疑義が浮かばない(浮かぶ余地がない)コンサートはほんとうに久しぶりで、ちょっとなにから書いていいのやらというかんじ。でも書くよ、長いよ!よろしく
*めっちゃ感想が雑な曲とめっちゃうるさい曲があるけど、良し悪しということではなくただの失念だワハハ!ほとんど覚えてなくてじぶんでびっくりしてる!!!

オープニング映像

モノクロのメイキング映像。一応字幕がついてるんだけど、なに言ってんだか聞き取れない言葉も多数。しゃべってるひとの後ろでワイワイするメンバーとか…、そんなのじっくり見れるわけないからはよブルレイだそうな!
あいばくんが「もう俺は無理だ…」みたいな弱音をカメラにむかって吐いてたり、振り付けでへばってるメンバーの姿があったりで、2014年ハワイコンまでコンサートのメイキング的なのを一切見せないようにしてきたあらしとは思えぬあけすけっぷり。モノクロの映像だからある程度はカッコイイんだけど、おしゃれというよりはそのまま切りっぱなしをお届けされてる感すらあって、冒頭からさっそくゆるさ全開。
いやもうほんとまじでなんにも覚えてないんだけど、着ぐるみきたにのみやくんがふざけてた…ってことだけ。
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*これでは始まりませんでした。

1.Ups and Downs

メインステから火花とともにバチバチしながら5人登場!!どっひゃーーーーー!!!
二宮くんと櫻井くんの顔がさいこうにイキってて、やってやるぜ感がメラメラしてて興奮してしまって。やっておしまい!わたしたちを倒しておしまい!?!

2.supersonic

けっこう巧妙な振り付けついてた気がするんだけどあんまり覚えてないんだよなー。めっちゃバリバリ踊る曲なのに途中でにのみやくんが顎を手でクイクイっと鳴らすいつもの癖してて、は!?余裕なの!?!?!?!って驚愕してからの記憶がまるでない…。
あの顎クイ、記憶を消すおまじないだと思うので。

3.I seek

ピ~ヒョロロロロ~~~緊張感あるイントロがアガる。
ダンスがどのシーンで切り取ってもキマる振り付けだということに気付いて、全員分をいますぐコマ送りで見たい欲求がむくむくと!ダンシュショットバージョン公開して!!

4.Oh Yeah!

かなり生歌で、一生懸命うたってたんだけど、あらためて「やっぱりあらしってキーめちゃくちゃ高いな…」っておもった。ほぼみんな原キーに追いつけてない。そうなると意外なほどオラオラ系の骨太な歌唱をしてたひとが2人くらいいて、なぜか妙に男らしいマッスルハッスルなOh Yeah!になっててちょっと笑った。これ誰の曲だよ?
「ジャンプ!ジャンプ!」のとこでにのみやくんが両手両足ばたばたさせて、めっちゃきゅるきゅるぶりっこしてた~~♡
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5.Love so sweet

何度きいてもときめく曲~~。【伝えきれぬ愛しさは 花になって街にふって~】のじゅんちゃんのパート、にのみやくんと王子様とヒロインごっこしててかわいかったよ。
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挨拶

松本くん→二宮くん→相葉くん→大野くん→櫻井くんの順番だったよ。
さくちんはそのままソロの流れ~~~

6.Sunshine(櫻井翔ソロ)

なんかでかい家みたいなセット(っていうか映像)のなかで軽やかに歌って踊って、ジュニアの子引き連れてさわやかに~ってかんじのパフォーマンスなんだけど、ファミリー感というよりは圧倒的スクール感。さくらい先生と子どもたちってかんじ。動作がいちいちポーズじみてるのがその由縁かな。
今回のさくちんソロってある意味スタンダードな曲だとおもうんだけど、それをこうもまっすぐやられると、小手先の力量だけじゃもっていけない説得力みたいなのを感じずにはいられなかったよ。これNHKのみんなのうたで流そ!明日から流そ!

でここで驚いたのはセットなんだけど正面からみると(わたしの席はほぼ正面)こんなかんじの3段になってて。
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上下に稼動式で移動できるんだろうな~って見てたら、これもっと自由度が高くてさ!
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横で見た様子を想像するとこんな感じで、①階段方式にもできるし、②の斜めにするとそのまま頂上まで足で登れるようにもなるし、もちろん③みたく平坦にしてステージを広く使うこともできるという、「動くセット」の概念!!ってなった。地面の角度を変えるって発想…まじかよ…。

7.To my homies

ソロ終わりのさくちんの電話が鳴り、To my homies!!!
ひとりひとり登場してバースをつないでいって、最後にはメインステに5人が集合するというまちがいない演出。あとメインモニタにずっと5人が人生ゲームしてる映像がながれてるんだけど、そのワイワイした世界もまじハッピーなのな!一番搾りのCMフルバージョンってかんじだ。(今回のツアーのうちわは日立の広告感がすごいし)(ああ~~スポンサー様~~あらしのイイところちゃんと解ってくれててありがとうございます~~~~。)
人生ゲームの結果はわからないけど、札束(おもちゃ)が嵐の頭上を舞ってる様子、ぜんぜんゲバくなくてどこまでも清潔な5人組みよのおって思った。

にのちゃん、この曲では比較的低めの声だとおもうんだけど、お客さんに囲まれながらもずっと斜め下に目線を向けてて、がんばって低めの声を心がけてて、音程で身体が動いちゃうタイプかよ、かわいすぎるだろってずっとほわほわしてた。

8.DRIVE

ここで嵐が5人でくるまにのって登場!ドライブ~~~~~~!
ゆっくり車で徘徊しながら1周するだけの時間だったんだけど、これがなんともいえない多幸感で、このあふるる想いの正体がなんなのかわからないまま胸をいっぱいにしてみてた。5人だけのくるま…5人だけの空間…、開かれたコンサートでの閉鎖世界。
5人だけでドライブなんてぜったいにあるえるわけないんだけど、この世界中のどこかにたった1台あらしが5人でワイワイ乗ってる車がどこかの夜空を飛んでたら…なんてメルヘンな空想に馳せるほど、なんていうか夢だった。
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座席順はこんなかんじ。運転席がじゅん、助手席がさくちん、後部座席にちっこいのと大きいのとちっこいの。
電飾できらきらした車を5人で歌いながら、街中に見立てた客席を周回するという演出で、こんな5万人以上の観客のなかにいながら「5人だけ」に見えるのは、客席が背景であり景色であり無機物の役どころを与えられたからかもしれない。わたしたちの主役はいつだって嵐でしかない。

DRIVEの1番はさくちんがカメラ担当で自撮り棒もちながら助手席でハッスル。、各パートを歌うみんなをちゃんと映してくれて、みんなもカメラにむかって過剰にアピールしたりそれを笑い合ったりするハッピーエモーショナルな世界。やっぱ、アイドルにセルフィさせるってのは大正義でしかないんだよな。なにをみて、なにを考えて、なにを目に映してるのか、いつだって気になるんだもの。さくちんが撮った映像はこの世のどんな著名なカメラマンにも撮れないんだよ。なにものにも代えられない、あらしを見せてくれてありがとう。どう映そうか…って身体をひねりながら励んでる姿が、さくちんのサービス精神にあふれててめちゃくちゃぐっときちゃった。
2番からカメラ係はにのみやくん。
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っとなるとお馴染みのカメラ芸で寄りすぎて大野さんの顔にひっつくとか、相葉くんがギリギリ映らないとか、ちょこちょこ遊んでおられました。そんなことはお構いなしに運転席と助手席のあいだにある定点カメラにキメキメで風をあびながらうたう櫻井くんと松本くん。もう、ほんっとに、サイコーかよ…。

【季節外れの 打ち上げ花火 祝福してる】のところ、バクステで花火のような火花が咲いて、みんなでウェーイって盛り上がってる光景もさ、なんかまぶしくて、ぜったいに自分は参加者じゃないかんじがしてその交われない境界線があまりに情緒的でたまらなかった。花火を見上げて声をあげる、そのあらしをみてぎゅっとときめく。

あらしがドライブする世界は輝いているに決まってるし、あらしが駆け抜ける空は星でいっぱいに満ちているにちがいないんだ!!!!

9.Step and Go

この曲も引き続きドライブしながら~~~~。
Step and Goさあ…ほんと、いいよね。コンサートでこの曲のパフォーマンスがないがしろにされたこと1度もないんじゃないかしら。毎回やる定番曲じゃないからこそ、披露するたびに新しい演出がついて新しい物語が生まれて、ほんと(地味だけど)幸せな曲だとおもう。わたしがもしあらしの曲として生まれる運命ならステゴーになってちゃんと毎回愛されたいよ。
あとやっぱりステゴーは希望の歌だから、確かなキラキラ感がただよっていて、このすべての光を1台の車に集約させたみたいなドライブの演出にバチコーンハマってた。

大野くんと松本くんのパートでは、松本くんが立ち上がり腰をふりふりしてるおしりを大野くんが凝視、それが潤にバレてあわわわみたいな小芝居してて大層かわいかった。(カメラ担当にのみやくんと打合せしたのかよ。これを!?)
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さくちんのラップにひとりづつメンバーがコーラスしては1人また1人と車を降りていって、最後はみんな下車してアウトロをオリジナルで踊るっていう流れも、妙なわびしさと一体感を生み出していて、秀逸であった。

10.Don't You Get It

このままリード曲フ~~~~!!アガるぜ!
Mステ同様、途中までは全員でサングラスかけてはじまるよ。この曲の力強さのなかにあるトホホ感、めちゃくちゃ愛しやすいよね。全員の表情がくるくる変わって、見てるだけでワッハー♡ってなれるのほんとにありがたい。ちょっとコミカルな動きさえも揃って小慣れて踊られると、ときめきがとまらない…!
強風に吹かれたり進みむのが困難だったり随所にMVの演出もはいっててかわいかった。
そんで、腰をクイクイやる振り付けのところで前から風がぶおおおおおっとなるんだけど、さくちんの前髪がきれいに形状記憶のままパッカリ上がっていて(なびくとかじゃない)、もしかして前髪をめちゃくちゃガッチガチに固めて出てきたのかもしれない可能性に笑ってしまった。風あびると元のスタイルに戻すの大変ですものね~~(おおのさんの髪型はもちろん風なんかで崩れるわけねえだろ、あたりまえだろ!)
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メインモニタにはコンサートの様子とMVのいろんなシーンが何分割かになって切り取られたんだけど、収録されてないソロver.があって、興奮した!(ハロプロ用語ではソロver.なんだけど、ソロver.っていうのかな…なんていうんだろう、じぶん以外のパートで待機してる映像のこと)
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こういうやつ。もっとしっかり見せてほしい!まじで!

小休憩

なんだろうな…この時間。ちょっとしたMCなんだけど(大野さん以外の4人がおしゃべりする)次の流れへの場面転換という意味合いでも有効だったとおもう。

11.Bad boy(大野智ソロ)

はー問題作。これはどう捉えればいいんでしょうかねえ。
とにかくイケメてる(裸でシャワーとか浴びちゃって、サングラスしちゃって、バシバシ踊っちゃう、パントマイムとかキメちゃう)大野智と、とにかくふざけてる(変顔しちゃう、踊れてないふりしちゃう、ちょけちゃう)大野智の映像で構成されてるソロ。
曲調的にぜんぶかっこいいのでもぜんぜんアリっていうか大好物だったとおもうんだけど、それは大野さんにとってのバッドボーイ…失礼、バッボイではないわけなのよね??

なんかでもちょっと嬉しかったのは、「大野さんの意図的な部分」をしっかり見れたことで、おおのさんが過去のソロでキレキレで踊ってハイトーンでフェイクしてるのちょーーーーーーかっこいいって陶酔してきたけど、もしかして大野さんってナチュラルにこんなかっこいいことできてるんじゃね?本人の本能のままに選んだのが自然とたまたま常にかっこよくなってしまってる運命の、天然イケメンなんじゃね??ってずっとずっと、ほんとにずっと思ってたふしがあったから、今回のでようやく「あえて、わざと、意図的にかっこいいソロ」に仕立ててたんだなって気付けて、それはすごいうれしかった。なんだよさとし、かっこつけさとし!ぎゃー!(それはそれで最高なので)

ちょっと話逸れますけど、世界一難しい恋でなにがよかったって、これも「大野さんの意図的にかわいい仕草をわざとやってること」が分かったのがわたしにとっての大発見で大収穫だったから、まさに今回もそういうかんじです。なんだよ2016…、大野さん大収穫祭やないか!!!

バッババ バッバッボーのとこ、脚が左右に物凄い速さで動いてて、これはめちゃくちゃしんどそうなハードな振りだったよ。
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この曲、わたしは「かっこいい」に一票!

12.TWO TO TANGO

これも大野さん振り付けみたいです。キレキレだし手の振りとかだいぶ細かそうだった(モニタでしか確認できない距離だったけど)。さくちんのラップのときメンバーが四方からひれ伏して近づいてくるのウオオオオってなった。地面にへばりつく振り付け、あらしいまだかつてあった!?!
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しかもじわじわ中央のさくちんに迫ってる図がかなり見応えあって、もう正直このシーンしか浮かばないくらいよ。
あとこの曲のさくちんのラップめちゃくちゃ妖艶ですよねえ、なんだろ息遣いかな。

13.復活LOVE

聞けば聞くほど味がでる曲よ~~。
なんか踊ってるメンバーにも緊張感があると思わされる。知らんけど。こんなに聞きなれてもなおシリアスさがちゃんとあって、そういう空気感が守られてて、ほんとにこの曲の良さ~出てる~出汁~~~ってなる。情熱的だけど冷静!
まえにアリーナツアーでみたときはリリース直後(ってほど直近でもないけど)だったから、キャー生よーって興奮でちょっと記憶のほうがアレになりましたけど、ドームの真ん中で狂ったようにひとりの女を待つあらしはとてもいい男でしたね。こんないい男だったとはね。

14.青空の下、キミのとなり

イントロにいつもドキっとしちゃう。
青キミ、曲としても大好きなんだけど、コンサートでの立ち位置が便利でよいなーと感心してしまう。入口が切迫感あるから復活LOVEみたいなイメージの曲からつなぎやすいし、でも曲自体は明るくて軽いからそのあとテンション高い曲にもっていっても違和感ない。コンサートのセットリストって雰囲気の境目がやっぱりむずかしいなとおもう反面、そこをきれいに転換させてくれるとめちゃくちゃ感動してしまうんだけど、青キミに関しては気づかないうちに会場の空気が明るくなってほんと使い勝手のいい優秀な曲よね。重宝しちゃう。

あと、これはドラマの影響かもしれないけど、あらしが歌う青キミは都会っこなかんじがするのに、渋谷や新宿の人混みは柄じゃないかんじが、ほっこりしてかなりいい。

15.ファイトソング

この曲を会場できくと「明日も休みがいい~~~」ってめっちゃ思うね。最高!!!

16.Power of the Paradise

イエア!新曲!!じゅんちゃんの「それでは、前半戦最後の曲です。きいてください、Power of the Paradise!」で始まったの、すごい新曲感あった!そうだよこれ新曲だったよ!
パワパラ聞いてると、バンザーイって餅つきたくなるよ。あのリズムのせいかな。
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ここの肩を回すところ、にのみやくんが半分口あけて5歳児がオラオラいってるみたいでめちゃかわ委員長だった!あとさくらばの馬跳びは来る来ると分かってはいても、ヤッター!って拍手したくなるね。もう曲芸みたいなノリよ。お正月にさくらばの馬乗り見たらその年いいことあるってご利益広めたいくらいよ。

MC

ざっと覚えてる範囲で書いたのでくわしくはこちらをどうぞ。
【11/20東京 MC】ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy? - とうふ油

17.Baby blue(松本潤ソロ)

いやあこれねえ、今回のアルバムの曲のなかでいちばん化けたかもしれない。もともとめちゃくちゃ良い曲だとはおもってたけど、こんなに晴れやかに出逢いと別れの刹那を感謝してる曲だとは。モニタにはこれまで出会った(亡くなったひと含む)人との2ショットが次々と映し出されて、まつじゅんの素直な感謝がよく見えたし、やっぱりなにより松本潤というひとは「人が好き」なんだなって実感した。
まつじゅんからあふれる「人が好き!!!」という絶対に抗うことのない価値観が心からうらやましい。そういう人懐っこさや他人との距離感って天性のものだとおもうしこれからもいろんな人と関わりながら可憐に生きていってほしい。ってたった5分で思い知らされることになったあっぱれなソロコーナーでした。

パフォーマンスはダンスせずに気持ちよく歌い上げるかんじで、何人かのジュニアが青いレインコートをきて幾何学な動きをみせるダンスをしてた。直感的に「雨に唄えばだ!!!」っておもったんだけど、モチーフはなんなんでしょうか。
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こどもが大好きなのに、こどもにいつも泣かれてしまうナイスな松本くんだけど、今回モニタに映し出された赤ちゃんはほぼ寝てて(つまり泣きはしてない)めっちゃ笑ったし。そういうの選んじゃう松本くん、ほんとにかわいいよ。

18.Miles away

5人それぞれのリフターで歌ってたよ。なんか白いもくもくモヤモヤした布が地上から吹きあげててその中で歌ってた。
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下から風を送ってて、白いふわふわは気ままに動くもんだから、ほんと雲というか、召されていくかんじがすごかった。
わたしのちかくはにのみやくんだったのでじっと見てたんだけど、いつもの胸に手を当てて歌ったり、宙のなにかをつかみとってみたりする動きのほかにジョジョ立ちみたいなポーズしてて、歌に気持ち入りすぎてついに感情がグレートになってしまったのかとおもった。
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リフターのうえでこのポーズ!!!

19.果てない空

果てない空の、持ってる力ってなんなんだろうね。翡翠みたいだよ、きれいで固いね。

20.WONDER-LOVE

これちゃんと見れなくてほんんんんんんんんんんんとに悔やまれる!メインステで5人で踊るんだけど、絶妙なステージの幅の使い方してて、5人のうち全員みれないし、誰かひとりにしぼってみるとちょうど「歌ってない」「踊ってない」時間だったりして、あんまりちゃんと見れなかったー。
パンフレットによると、歌ってるひとが踊る(歌ってないひとはなにもしない)というコンセプト(?)を二宮くんが所望したようです。おもしろいよね。5人の声が重なってはじめて全員が踊り出すっていう。
この曲もおもしろくってサイバーなような幻想的なような、ダンスチューンなようなメロウなような。白い衣装で気取っておどる5人はすごく物語だった。

21.また今日と同じ明日が来る(二宮和也ソロ)

二宮くんのソロだよ!ねえきいて、にのみやくんのソロだよ!みんなー!こっちこっち!
全身白い衣装のまま始まるんだけど、とにかく踊りまくる。たぶん過去のソロ史上最高におどってる!サビとか歌いながら前提の振り付けはいままでもあったけど、今回は完全に踊り狂って陶酔している主人公になってる。頭をかかえて、ひねって、暴れて、考えて、もがいてる様子がダンスになってて、にのみやくんが最高に演じ切ってるのでこれは見物。不思議でかわいいフェアリーダンスなんかじゃない、これは人間の舞い。
なんかねえ苦悩なんだよね。喉元をナイフで迫られてるひとの顔をしながら「声をきかせて」って舞うんだよ。息ができないよそんなの。

二宮くんはダンスをとても大事にしていてきっととても好きなんだな。あんまり主張してないけど、きっとこだわりみたいなのもあるんだろうなって想像するけど、言葉では聞いたことなくて。でもこのソロパフォーマンスをみると、めちゃくちゃシリアスに取り組んでることが伝わってくる気がしたんだけど。気のせいかしら。
二宮くんが好きなことをやってるのが好きだし、それを見せてくれるのが好きだし、それを見るのが好き。最新のにのみやくんはいつだって一番いい。

22.Amore 相葉雅紀ソロ

あいばくんのソロだよ!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
ナーナナ、ナーナーでブーン⊂二二二( ^ω^)二⊃しながら、センステをくるくる回ったとき世界の幕開けアッパレなった。
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ジャニアを車?にみたててのっかてブイブイいわせたり、ヘルメットかぶってヘッドスピンしたり、バク宙したり、お祭り騒ぎなステージ。ほんで、力尽きて担架で運ばれる…とおもいきや大復活してアッパレアッパレ、えらいこっちゃえらいこっちゃよいよいよい~という。なんだろうこれはゴールデンボンバー感がすごい。一旦そうおもうと曲調もどうも鬼龍院翔みが増してそう聞こえてくるからまったく。

あいばくんは今年も楽しそうで、(昨年よりは緊張感もないしね!)のびのびやってて、楽しくニコニコみれた。楽しくニコニコみれるに限るよな!コントみたいな展開も、なんだかサービス精神の塊ってかんじがしてあいばくんのホスピタリティ感じたし、なんにも考えずにワイワイできるのはあいばくんのおもてなし。
あとさあ、こうふざけてる風のくせに、あいばくん超絶イケメンスーパーエクストラホイップクリームだから、ほんと、もう、どうすりゃいいのこの幸せな気持ちは!?!?!!!ってかんじよね。君こそわたしのアモーレでありアミーゴだよ!

23.青春ブギ

セイヤッ!セイヤセイヤッ!!!
「恋が成就したら卒業できる学園でずっと卒業できずにいる5人組…」学ランで一人ずつ登場するメンバー、それぞれに口上がついてて「二宮和也 色白もち肌 家でもっぱらひきこもり」とか「大野智 魚は連れても女はつれねえ」とか、モテない理由を応援旗で紹介。というかんじの、これもだいぶコント要素あふれるステージ。
振り付けも応援団風だし、ジュニアも学ラン着てセイヤッ!セイヤッ!やってるし、だいぶ世界観わかりやすくて、あいばくんプロデュースの良さが全面に出てた。たぶんこのパートがいちばんの「ズッコケ要因」だとおもうんだけど、それをこの完成度で時間たっぷりつかって仕上げられると、ズッコケすらも恍惚に見えてくるというか。

あいばくんのセンスの良さって、洋服とか語感とか語彙とか生き方とかふるまいとかそういうのに全て出てて、ただ見とれて尊敬してしまうんだけど、ここ数年ズッコケへのふり幅も増えてきたっていうか、たぶんもともと持ち合わせてたけど天然とかおもしろとかいう言葉で対処されてしまってた部分が意図して見せられるようになってきたかんじがするんだよね。あいばくんが変わったのか、環境が変わったのか、わたしがやっと気付いたってだけなのか、分からんけど。
そんで、そういうエッセンスをあらしにちゃんと還元して昇華してくれるって、ほんとにありがたい存在だとおもうんだよ。
たぶん…っていうか絶対に、これあいばくんの要請がなければ他のメンバーやってくれてないし、ある意味2016年の嵐様でこういう姿が拝めるのは奇跡であり、やっぱ結局あいばくんありがとうに尽きるんだよ。

ラブのところで両手で♡マークつくって天に掲げる30オーバー5人組(大真面目)、しかとこの目に焼き付けたァ!

24.Happiness

ここからHAPPYメドレーってことで、王冠のあいついわく「今回らしくまとめてみました」ってことです(ほんとにこう言ってた)
モニタに突然登場した王冠のあいつが説明して始まるメドレーなんだけど、今回のツアーで唯一、荒いとかんじたのはこういうターンのつなぎ目で、たとえば大野さんのソロ前に小休憩はさんでみたりちょっと雑な部分はたしかにあるかもしれない。でもここまでみて、こんなにも毛色のちがうカラフルなステージをかわるがわる見せられたら、こんなことさえちっぽけな要素に思えるというか。つまりぐだぐだいったけど、わたしはちょっとフフってなったくらいでそんな違和感なかったです。

HAPPYメドレーだからHappinessっていう安直さ、めっちゃ愛せるだろ!?

25.きっと大丈夫

26.A・RA・SHI

27.Troublemaker

28.Love Rainbow

あんまりこのへんの記憶がないんだけど(メンバーが動き回るから目で追うのに精一杯)分かりやすいわりにはキレイなメドレーでトラメのあいだにラブレインボーはさんだり、ちょっと凝っててたのしかった。
メンバー間の絡みはたぶん、いっぱいあったんだろうけど、どれがどの曲だったのやら~~~覚えてない~~~くやしい~~~

29.言葉より大切なもの

これもメドレーに組み込まれてたんだけど、後ろにいたリアルJCがイントロの大野ソロをきいたとき、「ヌワアアアアア!!!」ってこの日一番の発狂をみせていて、分かる…分かるぜJC…って心をぐっした。青春に沁みるよな。
あと、若いのに13年前の曲をしっかり把握してきてくれてまじありがとうって謝々送っといた。

Jr.紹介

ジュニア界隈にはとんと疎いわたしですが、宇宙sixのネーミングのやばさだけはちゃんと受け取った。ありがとね、ほんと、君たちのおかげでサイコーのコンサートだよ…。宇宙…six…。

31.感謝カンゲキ雨嵐

32.愛を叫べ

やっぱり至高の曲だわあい♡最後の最後まできっちりオリジナルの振り付けしてくれてうれしいよおれは!
アイアイとアイアイ、客席と嵐がお互いを指さしながら愛を繰り返す世界まじ珠玉な。大団円ハンパない!!最後にブシューって吹き上げられた大量の花々をみて、ハッピーだと確信できないわけがない。

毎日小賢しいことばかりだけど、一番大事なものはとてもシンプルで、よりにもよって大好きなひとたちにごまかしなく教えてもらえてほんとうに幸せ。

ところで曲中に(あ…楽曲大賞1位の…)って視点でみてしまって、なんかありがたいものをみせていただいてる感がすごかった。

【アンコール】33.a Day in Our Life

ここからアンコール。あらしはほんとにアンコール出てきてくれるのが早い。うれしい!それだけでカスタマーサービズ満点あげちゃう。
さきほどの降り積もったお花をひとつ、にのみやくんが拾ってじゅんちゃんにあげて、じゅんちゃんがその花をしばらくぽわぽわ扱ってたのがほんとにかわいすぎてな。
客席に投げるのか?すぐに他の花にまぎれさせるのか?とおもいきや、しばらくちゃんと手にもってうろうろするの。

34.五里霧

ナツメロ!!!!今日は今日で終わるからね。さようなら!こう一気に駆け抜けられるとテンションもずっとあがりっぱなしですよね。

35.エナジーソング~絶好調超!!!!~

さくちんが息継ぎのタイミング間違えたのか、頭をぐわんぐわんさせながらピョンピョン飛んでて、最後の最後でここまで振り絞られるとうれしさもひとしお!

挨拶

いつもみたいに一人ずつ挨拶するんじゃなくて、みんなで談笑したりつっこみながら今日を振り返るスタイル。新鮮でゆるくてよかった。こういう定例の儀式すらも「Are You Happyツアーに寄せて」改変してくれるの健気で向き合ってていいよね。
たいしたことは言ってなかった…というか、いつもの調子の5人だったけど、コンセプトを伝える場でもなく、ただ今日のはなしをみんなでしてくれたことがなによりうれしかったよ。

36.Daylight

ラストナンバー!!沁みるぜ!!!
あいばくんがまた紅白の司会の練習しよってことになり、曲紹介してたよ。「それでは聞いてください、嵐で Daylight」って仰々しくいったら5人が横一列に並んで演歌歌手みたいに一斉にじっとりお辞儀したの笑った。

ほんとうに丁寧な曲でいちいち胸を打たれる。叫ぶように歌うのは、5人と5万5千人だけのユニバース。

【11/20東京 MC】ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?

とりいそぎ、MC(っぽい)部分から書くぜ!
毎度のことだけど、わたしの記憶で書いてるから、ちょっとちがうな?ってとこあればたぶんあなたが正解なので、そういうかんじでよろしくお願いします。

小休止

櫻井:今日暑いね!すごい盛り上がりで!…あれ(笑)相葉さんシャワー浴びてないよね!?
相葉:浴びてないよ!でもびっちょびちょ!
櫻井:すごいびちょびちょだね
相葉:つっても翔ちゃんも濡れてるよ!あれなに(二宮を指す)涼しい顔して。
二宮:んはははは(笑)えー?
相葉:なんでそんななの?!手抜いてた?!
二宮:抜いてないですよ!やってるやってる、ちゃんと!

汗の量でなぞのいいがかりをつけてくる相葉くん。

櫻井:あの、みなさんこれMCみたいな雰囲気めちゃくちゃ出てますけど、MCじゃないんで。
相葉:ちがいますよー。
二宮:まだね。

今回のコンサートMCのまえにちょっとしたおしゃべりタイムがあるよ。メンバーは櫻井、相葉、二宮、松本の4人。
わたしはふつうにMC始まったとおもって着席の準備してた。

櫻井:今日もすごい盛り上がっていただいてありがとうございます。
松本:なんか、今日、すごいよね。
櫻井:うーん、なんつうか、リアクションが早い。
松本:そう!
櫻井反応がクイック!
松本:うん。
櫻井:正直ね、アルバムの曲ってなると反応がイマイチというか、すぐウワーってならないこともあるんだけど、今日は1曲目から盛り上がっていただいて。

反応がクイック!

櫻井:ちょっとここで会場のみなさんにお聞きしたい、アンケートというか。これはわれわれ率直に受け止めますので正直に答えてください。
櫻井:今回のアルバム「Are You Happy?」買ったよーってひと???
会場:(ほとんど挙手)
全員:ありがとうございます!
櫻井:じゃあね、聞いちゃうよ!アルバム買ってない!聞いてない!友達の付き添いできたんだよーって人put your hands up!
全員yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!
松本:やりたいだけじゃねーか(笑)
松本:これ買ったひともやりたくてみんなyeah!yeah!やっちゃうじゃん。
櫻井:あーうそうそうそ!もっかいお願いします。買ってないひと??
会場:(少し反応)
櫻井:あーなるほど。ただいま絶賛発売中ですので、ぜひこの機会にお買い求めいただければと思います。

put your hands up!やってるあらしまじでかわいいので、ひさびさみれてわあ♡なった。

櫻井:っということで、今日はこれだけでも覚えて帰ってください。われわれが、嵐でーす!
二宮:嵐でーっす!
相葉:よろしくどうぞー!嵐だよー。
二宮:全員そろってね、嵐でーす。
松本Hey!!why???
二宮:え!?
松本:Hey!カズ!!!
二宮:…いやいや、覚えてもらおうと、
松本:ちがうじゃないかカズ!Heyマサキ!!!!
相葉:マサキ!
櫻井:(頭をかかえる)
相葉:どうしたんだショウ!?
松本:1,2,3,4!!!
櫻井:oh!オーマイガーみんなさんごめんなさい嘘つきました。これ嵐じゃないです!
松本:大野がいないよ!!
二宮:あんなにいい子なのに!
相葉:いい子なのにねー。

なんの茶番だよってかんじだけど、「いい子なのにねー」っていないことに共鳴してるにのあいちゃんの意味不明ワールドだった。

MC

櫻井:これが嵐でーす!
全員:お願いしまーす。(各々手ふったりお辞儀したり)
櫻井:上の方もね、見えてますからね!
松本:安心してください
櫻井:見えてますよー!
櫻井:さっきね、大野さんいなかったから!これが嵐だよー!どこいってたんだよ!?
大野:ごめんごめん休んでた。
相葉:別人格なんだ、あれ(笑)
櫻井:設定あるのね(笑)
大野:ふふ(笑)みんな元気ー?!
会場:イエーイ!
大野:僕が大野智ですっ!
会場:イエーイ!
大野:ありがとうっっ!♥(かわいこぶる)
相葉酔ってるんですか?

おおのさんの変なノリを「酔ってるの?」って冷静に突き放すあいばくん。

櫻井:大野さんのソロねー。あれみんなもびっくりしたでしょ(会場に聞く)かっこいいんだか笑っていいんだか。
大野:あれは、ああゆうもんだね。
二宮:あれさ、事務所の人に怒られないの?
大野:今のところ怒られてない
櫻井:怒られる予定はあるんだ(笑)
相葉:どうすんの?怒られたら
櫻井:もうちょっと真面目なの撮り直しなさいとか言われるかもよ?
大野:いや!あれはアートだから
松本大野智ソロじゃなくて大野智のアートコーナーなのね?
大野:アートです。
櫻井:(笑)

難解なおおのソロをここで解説いれてくるさくちんの有能さ。くちぶりからして「アートですんで」ってオチは毎回恒例っぽい。
いつまでも事務所に怒られる立場のあらしカワイイネー。

櫻井:あれ知ってる?みんな気付いてる?(会場に聞く)大野智たくさん出てきて踊ってるじゃん?ひとりだけ遅れてて全然踊れてない大野智がいるの。
相葉:あれ最終日では踊れるようになってたりするの?
大野なってない!
櫻井:あれはなんでひとりだけ踊れてないの?
大野:僕もジュニアだったじゃないですか。
櫻井:かつてね。
大野:ジュニアの頃のをねイメージして。僕もジャニーズJrから始まったわけですよ。で、ひとりはいるじゃないですか。踊れない子。
相葉:うん、いるねえ。
大野:それです。
櫻井:そうだったのか!踊れないジュニアだったわけね、あれは!!!!
櫻井:あの子が踊れる日は来るんですか?成長して。
大野来ない!!
二宮:それは決まってんのか!踊りは決まってないのに!
相葉:最終日に踊れたりしないの?
大野しない!!

全然成長しない、大野ソロ物語。

櫻井:話変わるんだけど。最近さぁ、なんでもすぐネットニュースになるじゃん?
二宮:うーんああ、時代がねえ。
櫻井:今日かな?見てたらさ、ニノがピコ太郎やったっていう…。
会場:(ざわざわ)
二宮:やりましたよ!
櫻井:あれ番組のコーナーでさ、俺らとしては日常じゃない?
二宮:ふつうの仕事
松本:そうだよね。
櫻井:これがネットニュースになるって、どういうこと!?すごいよね!
櫻井:…やって?
会場:(盛り上がる)
櫻井:俺ら生で見てないから。
松本:おれも昨日見てない。今ちょうど似たような服着てるし(二宮くん黄色いベカベカした衣装)
会場:(歓声)
二宮:(スタンバイ始める)ピコ太郎ある?(多分音声さんに聞いている)アベちゃん、ピコ太郎ある?さすがにないか。
松本:ピコ太郎すぐ流れたらすごいわ(笑)
二宮:アベちゃん音ないの?
相葉:アベちゃん呼ぶなよ。
櫻井:俺らとずっと一緒にやってくれてるスタッフのひとです。

なんかめちゃくちゃ怖い爆弾を投下してくるさくちんと、わりとすぐやる気になってるにのみやくん。

松本:音もなんもないけど、そのままでいけるの?
二宮:(なんかシュミレーションしてる)(後ろむいてマイクをヘッドセットに変えてる)
相葉:そっちのマイクでやるんだ。
二宮:うん。
松本:なんかリズムやる?(手拍子)
二宮:いや大丈夫
松本:大丈夫!?(笑)
二宮:うん俺今ウケとか狙ってないからガチだから!みんな拍手とかいらないからね。で、どこからやればいい?
相葉:どこからでもいいよ
大野:やりやすいところ
二宮:全部やった方がいいか!
櫻井:おお、いい?それでは、どうぞ!
<二宮くんPPAPフル披露>

5万5千人の無音のなかでたったひとりでにょろにょろ歌ってひょこひょこ踊る、みじめでかわいくてシュールで最高のにのみやくん。

4人:(ピコ太郎みて、笑いながら拍手)
松本:なんなのこのくだらない…っ!
櫻井:いやでもすごいよニノ
相葉:うん本当にすごいよくやったよ
櫻井:もうここで7分も使っちゃったよ(笑)
松本:もう7分!?
櫻井:いやでも本家超えたよ
二宮:超えた?
相葉:超えた超えた
櫻井:5万数千人の前でやったことはないでしょう?
松本:本人から直々に教わったんだもんね
二宮:そうそう、あのこれ最初のアポーペンをここに一旦置いてるんですよ。
櫻井:えー(笑)
二宮:知らなかったでしょう?
櫻井:これは知らなかった(笑)まじ!?これからの忘年会シーズンみなさんも勉強になったんじゃない?

忘年会シーズンに向けてのアドバイスに変換するさくちん、なんなの。ウケる。
こんなシュールな7分間あるかよ。

櫻井:戻ろ~!
全員:(センステからメンステに向かう。)(1分近く誰もしゃべらない)(静まり返る会場)
櫻井:(メンステ到着)びっくりしたでしょ!?誰もしゃべんねーのかと(笑)
松本:これが30代の魅力ってやつよ
二宮:これが30代の魅力(ニヤニヤ)
櫻井:あー、魅力出ちゃってた~!?(笑)みなさんは分かんないけど、こっち側は全然大丈夫なんで!
櫻井:ここまでくる(移動中)のもね、「寒いね」とか「汗かくとけっこう冷えるね」とかしか話してないから。
松本:ふつうに来たね。

無音に耐えられるのは30代の魅力らしいです。だれもしゃべらないことにびっくりして笑い合ってたのかわいかった。

櫻井:じゃあお知らせいきましょう。松本くんから!
松本:はい、映画ナラタージュやります!今年の夏に撮って、来年の秋、ちょうど1年後くらいかな?公開されます。
櫻井:恋愛映画?
松本:そうですね、普遍的な大人の恋愛ですね。
櫻井:監督は?
松本行定勲監督ですね。
櫻井:共演は?
松本有村架純ちゃん
櫻井:じゃあ相葉くん聞いちゃって!
相葉:はいっ!ちょっとお勉強のために…チューはありますか!?
松本:お前は本当にチューが好きだな!
相葉:はいっ今後の勉強のために!
松本:・・・・・映画みてたくさん学ぶんだぞ。
相葉:ということはあるんですね!あるんですね!
松本:…なにこのプロモーション!!
(松本くんはける)

なにこのプロモーション!!って強制的に去っていくじゅんにめちゃくちゃウケてしまった。

櫻井:つぎはー、わたしがいいですかね。行きましょう。
櫻井:来週の木曜日にゼウス第3弾が放送されます。ジャニーズの後輩たちもいっぱい出てる「ジャニーズ軍」と有吉さん率いる「芸人さん軍」と戦います。過去2回やりましたけど、これまでの中で一番見ごたえがあるというか、競ったりしてハラハラドキドキできるとおもいますので、ぜひお楽しみください。
相葉:ねえ、2回やったっていうけど、勝率はどうなの?
櫻井:そういう意味でいうと勝った負けたでやってないからこっちは。(0勝2敗)
二宮:でも勝負なんでしょー?
櫻井:勝負だよ、勝負なんだけども。
相葉:櫻井くんはなんか出てんの?弓矢みたいなのやってるのみたけど
櫻井:ああ!アーチェリーもやりますし、あと大縄跳びもやる。大縄なんておれ核よ?
相葉:ほへえええ!?
櫻井:まあがんばりましたんで、ぜひ見てください。
櫻井:それから来年1月3日9時から「君に捧げるエンブレム」やります。こちらは共演者の方がほんとに豪華で、安藤政信さんだったり市原隼人さんだったり、あと香川照之さんも。
相葉:みんなバスケするの?
櫻井:するする!安藤さんは敵チームで、市原さんはこっちのチームね。香川さんはバスケしないけど。
相葉:あんまりドラマ出てないようなひとが、
櫻井:そうなの!だからさあ現場いくと、なんか緊張しちゃって…。ない?そういうこと?
二宮:あんま…ないかな。
相葉:おれねえ、どっちかっていうとワクワクしちゃう。
櫻井:そっか、緊張しちゃうんだよねー。

なんかあんまり広がらないぼんやりした空気になったんだけど、市原隼人のインスタによると観に来てたらしいので、共演者とのはなしがしたかったのかなーとおもう。

櫻井:続いて大野さん!
大野:はい!映画やります。忍者の役です。
櫻井:おっじゃあ相葉くん聞いちゃおう!
相葉:あのっ!チューはありますか!?
大野:お前はほんとにチューが大好きなんだな.
相葉:はい、お願いします!
大野:・・・・チューは……あります!!
櫻井:まじで?!
相葉:えっ?!くのいちと!?
大野:くのいちがたくさんいるんだよ!次から次へと並んでるくのいちに!(チューしてすぐ捨てて次のくのいちとまたチューする動作)

めっちゃリズミカルにチューしながら前進していくおおのさんの動き、むだにキレある。

櫻井:後輩も出てるんですよね?
大野:ゆうりが出てます。
櫻井:Hey!Say!JUMPの知念くんね。一緒のシーンあるの?
大野:あるある。そんでさあ、撮り終って打ち上げとかで一緒になって。
櫻井:まって、知念くんってお酒のめるの!?
大野:そう、そこなんだよ!
櫻井:だってまだ14歳でしょ?
大野:ねーそんなかんじだよね。実際は22とか23とか…?
櫻井:大人んなったねえ。
大野:だって初めて会ったときとかこんなんだったよ(腰あたりの高さ)いやまじでまじで。

櫻井:続いてニノ!
二宮:えー僕も映画ですね。ラストレシピやります。
櫻井:これさあ、ジャンルでいうとどういった映画なの?
二宮:ジャンル?あー…うーん、歴史…お料理エンターテイメントです!
櫻井:お料理エンターテイメントっていうジャンル!?初めてきいたわ(笑)
二宮:なんかこう過去のはなしもあって、
櫻井:大正時代だっけ?
二宮満州の時代です。その時代のレシピを復活させるためにがんばる話ですね。あと関西ジャニーズJr.の西畑くんも出てますんで。
櫻井:相葉くん!
相葉:チュッ…チューはありますか!?
二宮:チューね…そうだな…ねーよ!!
相葉:ないのかー。
二宮:「どんな料理ですか?」って聞きにいくのじいさんばっかだよ。
櫻井:(笑)
二宮じいさんしか出てこねえよ!

じいさんばっかの映画。

櫻井:じゃあ相葉さん!相葉さんはね、紅白の司会ね!
全員:おめでとう!
相葉:ありがとうございます!
櫻井:じゃあ……大野さん聞いちゃって。
大野:…チューはありますか!?
相葉あります!!(即答)
櫻井:そんなわけねえだろ。どんな司会だよ。
二宮:横でチューしてたら、曲集中できねえわ。
会場:(笑)
櫻井:相葉くんの司会はね、相葉ちゃんって感じでやってほしいのよ!堅いやつとかいいのよ。たのしいいつもの感じで。みんなそう思ってる!
二宮:だから曲紹介の時に白い風船とか持ってこうスキップしながらやればいいんだよ(ワーって風船持ちながら走り回る)
相葉:そんなんやってNHK出禁になったらどうすんだよ!?
櫻井:その時はその時だよ。その時考える。
相葉:これで俺がミスばっかしたらさ、嵐が傷つくじゃん?!
二宮:傷つかないよ、君一人じゃ嵐は傷つかない。
相葉:そ、そっか。あっありがとう!勇気出たわ!!(二宮と肩組む)
櫻井:できる限りはサポートしますよ。
二宮:差し入れ持っていくから、なにがいい?
大野:唐揚げ?
櫻井:麻婆豆腐?
相葉:ち、青椒肉絲…!あ、あと(二宮の)お母さんが漬けた梅干し持ってきて!
二宮:毎回言ってるけどあれうちのおふくろ漬けてねえから!取り寄せてるんだわ!

にのあいちゃん^^にのあいちゃん^^
あいばくんらしくやっていいっていうさくちん、いいよねー。

櫻井:ねえちょっと、練習してみたら?
相葉:いま!?
二宮:ちょうどここから後半戦だし
櫻井:次の曲紹介してみてよ。
相葉:いいの?いくよ?「第67回紅白歌合戦 つづいては21時のニュースです」
二宮:曲紹介しろよ!なんでニュースいくんだよ!
相葉:そうね、あーごめんごめん。じゃあ改めて…ってこれ松潤に怒られないかな。
二宮:大丈夫ですよ。怒られるのあなただけですから。
相葉:じゃあいくよ?「人生とは、出逢いがあれば別れもある…
櫻井:いいねいいね(笑)
相葉:この曲にのせてお届けしましょう。松本潤で「Baby blue」です。どうぞ~」

とつぜんの演歌語りの曲紹介で、そのままじゅんちゃんソロへ~

ももこ、ももこ、ぼくのぴーちっち!

アイドルを好きになったら、別れを覚悟しなきゃいけないのにね。
こんなに長くアイドルを好きでいるつもりだったのに、こんなに長く好きでいさせてくれたから、まだその覚悟できてなかったみたい。さみしいね。悲しいね。泣いちゃうね。こうやってつらい気持ちをこんなところに書き殴ることでなにが癒されるんだろうか。なーんにも。
ゴールなんてどこにもないから、結局バイバイするしかないんだ。何回も何回も繰り返されるわたしの恋はいつだって失恋で終わる。

___________

Berryz工房が活動休止しても、それでもまだハロプロでアイドルやりたいって言って前代未聞の残留をしてくれた桃子にどこか救われてたんだ。わたしの好きだったハロプロを、わたしの愛していたアイドルを続けることを選んでくれたこと、これまでを肯定してくれた気がしたし、まちがってなかったんだってわたしを確信させてくれた。あれから2年が経って、桃子はいなくなることを告げてきた。わたしの目の前から消えると予告してきた。

ライブ漬けのハロプロはメディアに出ていないときもレッスンや公演やその他に追われていて多忙を極めているらしい。その中でも一番といっていいほどテレビに出て「ももち」として活躍していた桃子の忙しさたるや想像もできない。さらに大学に進学して、あろうことかあの「ももち全盛期」に1か月間も毎日実習をおこない、小学校教諭と幼稚園教諭の免許を取得したと知ったとき、桃子には敵わないなと素直におもった。
敵わないし、叶わない。大学進学を決めたとき、免許を取ったとき、桃子を「すごい」とおもう反面、このままアイドルでいてくれることはきっと叶わないんだ、黙ってそう察した。努力して苦労してまで得たかったものが桃子にはある。ステージに立つこと以外の夢が桃子にはある。

だけどそんなの気付かないふりしてた。桃子は完璧なアイドルだから、だから、って信じてた。いや思い込もうとしてた。
こんな頭のいい子が将来のこと考えてないわけないのに、完璧だからこそぜったいに未来を逃さないはずなのに。あんなぶりぶりした見た目とは裏腹にスっとした表情でプラスチックのうえで踊る桃子をみてると、そんなこと考えなくていいとおもった。

桃子のことを愛してるし尊敬してる。桃子には幸せになってほしい。それはそう。絶対そう。いままでのことだってもちろん感謝してる。ありがとうのそれよりもっとうえの最大級の言葉があればそれをためらいなく贈ろう。
Berryz工房は桃子にとって最善のかたちで終われなかったのかもしれない。カントリーガールズは桃子にとって意図した方向に進まなかったかもしれない。だけど桃子はずっといた。投げ出すことなくずっといた。
この15年間の桃子のこと振り返えろうとしたら、なにも思い出せなくて、こんなに桃子にことずっとみてたのに、昨日の姿しか浮かばない。かわいくてちいさくて強くて健気でしたたかな姿…、これは昨日の桃子か、15年前の桃子か、もう分からない。桃子はずっとずっと変わらずいてくれた。ありがとう。そんな大変なことを貫いてくれてありがとう。

桃子がいなくなったらどうしようか。全然考えたくないな。
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にのみやくんにおにぎりをのせると可愛い

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ほら


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ほらほら


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落とさないで


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欲張り!


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しのぶがうらやましそうに見てるよ。


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おにぎりなんてまるで乗せていないかのような


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きみはレモン、おれはおにぎり


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ハンドパワーでおにぎりを!?


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超能力でおにぎりを!?


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もってきちゃった


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キープ!そのままそのまま!


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おにぎりの人体伝導率の実験ね


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幼少期からかー。

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身長盛っちゃおー。


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ついに!


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やったー!ばんざーい!

℃-uteが解散するの、いやなんですけど!

℃-uteの解散発表ですけど、ちょっとまだ、受け入れられなさすぎる。むり、ほんとむり。みんなってばすごいんだから、なーにが「15年も充分やってくれた」だよ!「メンバーの達成感を尊重しよう」だよ!ほんとにそうおもってるの?だとしたらすごいね、すごすぎね。人間何周目ですか。
まだ見たいじゃない。見れなくなるのいやじゃない。それだけでもう解散を受け入れるなんてことできやしないよわたし。

事務所から「活動休止」を提案されたけど、復活の期待をさせたくないと「解散」を選んだってさ。あれ???これなんかこないだ聞いたぞ。あのSMAPさんが最後に残した名言「休むより解散したい」に通ずるじゃないですか。なにこれ流行り?
人ってのはいつ心変わりがあるか分かんないもんだよ?また℃-uteのうたをメンバー全員で歌いたくなるときがやってくることって、ないかな?ないの?あの思い出の歌を顔を見合わせて照れながら口ずさむこととか、これからの未来に、ほんとにもうないの?ほんとに…未練のようなものは、もうないんですか。もういいんですか。ほんとに…??
解散を決めることが潔くて℃-uteらしいって言われれば確かにそうかもしれない、でも、なんだろうなこの置いていかれたかんじは。わたしはまだ、解散が決まってもまだ。℃-uteに期待したい。℃-uteに見せてもらいたいものがたくさんある。℃-uteのことをもっとみたい。

わたしは、わたしが応援していた℃-uteの15年間を大切におもっているし、だれにも否定されたくないんだよ、℃-ute本人たちにも。
だれがなんというと楽しくて激しくて愛おしい日々だったし、この気持ちは家族にだって、友達にだって、事務所にだってぜったいにだれにも覆せない事実なんだよ。そうなの、そのはずなんだけど。おかしいなあ。なんでこんなみじめな気分なんだろう。メンバーの「解散を決めました」「いままでありがとう」という空虚な言葉が、どうしてかわたしの15年間をぐんぐん傷つけていく。

Berryz工房が活動休止を決めたとき、ハロプロに残ってアイドルを続けることを選んだ桃子に、実はとてもすくわれていたことをいま実感する。Berryz工房のこと他のメンバーだって誇りに思っているだろうし今になって後悔したりしていないとはおもうけど、それでも「またこの場に立ちたい、続けたい」って桃子が思ってくれたこと、過去を肯定してくれた気がしたんだよ。
℃-uteのメンバーの進路にまたステージに立つことがあるのなら、もちろん応援する。
だけどもし、「もうやりきった」とか「悔いがない」と言い出して去るとしたら、それだけは認められないな。ぜんぜんやりきってないよ。ぜんっぜんやりきってないからね!やりきったって言い張るなら、ほんとに圧倒的にやりきってから言ってくれよな。
解散するその日まで、ほんとうにやりきったなって飲みこめるその日まで、わたしはめげずに期待するし、納得するまで解散なんて絶対受け入れてやらないからな。解散するならやりきりまくってわたしを倒してからにして!
愛してるよ、ばか。

toufux.hatenablog.com
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欲深いJaponism

ジャポニズムのDVDみたよ。すばらしかったね。
このコンサートは、継承とかジャニーズらしさっていうのを掲げてツアーしてたけど、映像化されたジャポニズムをみてると「テーマ」というより「概念」ってかんじがする。ジャニーズという「意味内容」をみせたかったのかもって思えてきた。
あらしがコンサートにこだわり続けてる理由、いろいろあるんだろうけど、やっぱりステージに立ってショーをするというのはジャニーズの根底であり根幹であり原点であり、そこを閉ざしてグループとして活動するのはできないんだろうな。どこまでも真面目で律儀なひとたちだなって改めて思うよ。

あらしにとってのコンサートは決して与えられるものではなくて、「作り上げるもの」だというのはこれまでも実感してきたし、あらし本人が作ったものだからこそわたしは毎年心躍らせてドームに行くわけです。そして毎度おどろき、感動し、好きになる。こんなにもメンバーたちが主体で作ってること、もっと世間に知られてもいいのにね。

他人の演出

二宮くんのソロ、「外部からみた自分」をテーマに曲を作ってもらったって話してたけど、コンサートの演出もだいぶ二宮和也を削ぎ落してきたように見えたんだよね。MUSICは超絶無敵のポップソングだけど、二宮くん自身があの曲のステージを作るとしたらもっと簡潔でシンプルな大きい爆弾をドーンと落として客席を壊滅させるんじゃないかしら。ギター一本抱えてモノクロのなかスポットライト浴びて立つことを選ぶ人よ?
ああみえて、っていうかあのとおり、自分にすごく自信のあるひとだと思ってるから、個人のパワーをフルにする方法をとるとおもう。
でも披露されたMUSICは一人で登場してタップからはじまり、音ゲーして、ステッキ振り回して、チャップリンみたいな小芝居をはさみ、ミサイル爆撃型の空から無数に追撃を繰り返されたパフォーマンスになってて、たぶんこのMUSICという曲を二宮和也が演じるパフォーマンスとして究極系だったとおもう。
だって考えてもみてよ、ステージモニタ使って音ゲーするとかにのみやくんが思いつくとおもう?ぜったいないよね。そもそも音ゲーしないし。「ニノといえばゲーム好き」っていう他者のイメージから作られた演出でしょ。知らんけど。ただの予想ですけども。
まあとにかく、すばらしいよ、ブラボーもいいとこ。作ってくれた誰かありがとう!(タップを提案してくれた潤ちゃんありがとう!)
そして二宮くんがこの誰かに演出されたであろうソロ曲を見事に演じきってくれたところにもまたぐっとくる。二宮くんは演技もするしバラエティでは鋭利な持ち回りに徹することもあるし、コンサートでだって曲に応じて様々な表情を演じてるけど、この個人がよく反映されるソロで「じぶんじゃない何者か」に成ったというのが、ちょっとこれは、革命ではないかと思うんだよね。じぶんじゃない何者か、といっても役名があるわけでもなく二宮和也なんだけど、でも二宮和也のなかからでてきたキャラクターでないないというか、、、うーん、これうまく伝わってるか分かんないな、ごめん。

欲深いあらし

それで、この二宮くんのソロも含めて、「求められているもの」をやりきったコンサートでもあったなと思うんですジャポニズム
これぞというパフォーマンスをやりきること、演じ切ること、踊りきること、歌い切ることを求められてた。自分たちでジャニーズという概念の継承をコンサートにすると決めた信念と、そのうえで求められるだけのパフォーマンスを敢行しきった強さに、わたしはひどく感動しちゃうのです。
ジャポニズムはすばらしいコンサートだった。それを求めたのも求められたのも、嵐自身だった。
ジャニーズのエンターテイメントを知るあらしが求める、ジャニーズのエンターテイメント。どこまでも欲深く、どこまでも旺盛に応えたツアーだったと、映像化したものをみて改めて思うよ。

ここまできたから泣ける

ゴテゴテに飾られた、セット、装飾、衣装、ダンサー、楽器…ほえ~~~~お金かかってるなあーって口開けてみることしかできなかったけど、そんなたいそうな舞台を所望し、それに見合うステージを作れること、簡単にできるわけないじゃない。ここまで大きいグループにならないと叶わなかっただろうし、ここまでコンサートにこだわってきたからこそ実現したものだとおもう。
そしてそれがあらしが求めていたものだってのがヒシヒシと伝わってくるから、たまらなくうれしい。こんなド派手なショーを魅せたいとおもってくれてありがとう!魅せてくれてありがとう!ここまで連れてきてくれてありがとう!!!

ンハーーーほんとに興奮が止まらないんだけど、たぶん突然ジャポニズムを見てもこんな感情にはならなくて(すごいとは思うだろうけど)やっぱ、ずっと好きでずっと信じてきたひとが、ルーツにこだわって完成させたドラマが熱いし、それなのに、こんなにも完全無敵のジャポニズムを作ったあらしは、いつものように真面目でかわいいおじさんたちで、「ツアー最終日やりきったよーーーー!」って達成感に観客が拍手したら「いや?みんなは別にやりきってないよね?17公演やりきったのは俺たちだよね?」ってすっとんきょうに距離グーーンしてくるシュールなシティ感だしてくるんだよ?
なんだよ君たちめちゃくちゃだな、めちゃくちゃ愛しいな!

なんかこう、ほんとうに非の打ちどころのないステージだけど、スーパーコンピュータのプログラムでもつくれないし、宇宙空間の偶然の産物でもないし、あらしが人間として感情と考えをもってここに辿り着いたってことが、もう泣けて泣けてさあ。どうしようかねえウオオーン。

ところで最後に、おれはブルーレイとDVDを間違えて買ってしまって画質の荒波に絶望してるよ。それでもこんだけ揺さぶられたジャポニズム!ぜひ高画質でおたのしみください。