とうふ油

とうふとアイドルについて

相川茉穂ちゃんを愛してる、だから待てる。

2017年1月11日、アンジュルムの相川茉穂ちゃん(あいあい)が活動休止を発表しました。理由は自身の「パニック障害」という病気のためです。

私は以前から呼吸困難、吐き気、恐怖感などの症状がありました。
何度か病院にも通っている中で「パニック障害」と診断され、最近では頻繁に発作が出るようになり、ステージなどでも起きてしまう事があったので、今の活動が困難になってしまいました。

お医者さんより「治すためにはまずは休養する事」との診断があった為、しばらくお休みを頂く事になりました。
メンバーやファンの皆さん、スタッフの皆さんに沢山迷惑とご心配をおかけする事になってしまい、ごめんなさい。
ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

あいあいはわたしの「推し」です。大好きで、大好きで、それから大好きです。
四六時中あいあいのことを考えているというとそれはおおげさすぎますが、でもあいあいへの気持ちをおざなりにしたことは一瞬だってありません。いつだってあいあいが優先順位最高位だった。
そんな大好きな女の子の突然の休業発表。おどろいたし、狼狽えたし、無理だとおもった。じぶんでも理解できないスピードで勝手に涙が出てきて、拭っても拭っても止まらなくて、ただずっと「あいあいだいすき」って何度も念のように唱えた。
f:id:toufux:20170113163603j:plain
病気での活動休止、とても残念でさびしいけど、仕方ない。2日経ってやっと「それがあいあいにとっての最善なんだ」って思えるようにもなったし、どう考えても応援して待つことしかできないので、そうする。
パニック障害」というのは、精神的ものや性格的なものじゃなくて脳の病気みたいです。わたしなりに調べてみたけど、とりあえず本人に負担のない範囲で生活するところから始めて薬で治療していくらしい。いつどこでパニック(頭痛とか恐怖感とか)起こすかは人それぞれ。そんで、そのパニック症状を起こした体験を引きずってもう同じ場所には行けない心理状態になるとか。
今回のあいあいの「ステージ上でも発症してしまった」という説明を読むと、たしかにアイドル活動を続けるのはむずかしそう。無理やりその環境下で苦痛に耐えながら克服したってはなしもあるけど、わたしはあいあいには苦痛に耐えてほしいとも、つらい中でも活動してほしいとも、思わないまったく。
なんか冷静ぶって書いてるけど、こうやってパニック障害について調べてるときさえも、これまで公表しなくてしんどかったあいあいを想うともう震えて悲しくて申し訳なくてかわいそうでたまらなくなっちゃうんだけどね。

f:id:toufux:20170113163623j:plain
あいあいのことは大好き、だからずっと見ていたいし応援したい。きれいごとかもしれないけど、今回のことであいあいが健やかに幸せに生活していくのが一番のわたしの願いだと思い知らされました。あいあいが未来を明るいものとして捉えてくれるならどんな道を選んだってそれは正しいことなんだって。
そんななかで、「脱退」ではなく「休止」を選択したあいあい。そうだった、わたしの好きなあいあいは、アンジュルムが大好きなんだった!!!あいあいはステージで歌っておどるのが幸せなんだった!!!!
無理しないで、しんどかっただろうに、なんてぼやけた心配して勝手にふさぎこんで落ちてる場合じゃなかったよ。あーあぶなかった。なんか悲劇でかわいそうみたいに思っちゃってた、ちがうちがう、あいあいは前向きにアンジュルムに居たいって言ってるじゃないか!病気のことはそれはそれとして、あいあいはすでにまたステージに戻ってくることを目指して「休む」という道を歩んでる!!
あいあいの「アンジュルムを続けたい」という意志を、公表して休止するという覚悟を、またアンジュルムで活動したいという夢を、わたしは信じる。それしかできないし、そうしたい。
愛してる、だから待てる。
f:id:toufux:20170113163636j:plain
f:id:toufux:20170113163640j:plain
f:id:toufux:20170113163643j:plain

ところで、あいあいが病気を公表して活動休止を発表したことで、気付けたことが他にもありました。
まずひとつは、ハロプロという組織の歴史の盤石さ。ふつうこういうのって(なにをもってふつうなのかってかんじだけど)、数か月で戻ってこれないのであれば脱退という道を選ばざる得ないとおもうんですよ。群雄割拠のアイドル界隈、ほかにもたくさんグループはあるし、ほかにもメンバーはいるし。骨折しただけで辞めなきゃいけなかったアイドルを何十人と知ってるよ。だけど、ハロプロとかジャニーズって、たぶん3年後も5年後も10年後も存続してるじゃないですか。なにがあるか分からないとはいえね、初めてアイドルグループ作って試行錯誤してる段階の事務所や運営じゃないわけだから。そしてファンは覚えてるわけですよ、その子の存在を。その組織やグループがあり続けるかぎり。たったひとりのメンバーを「おかえり」って迎えられる体制がとれる。これってすごい懐だよね。
合わせてもうひとつ、その懐の深さと盤石さゆえに、メンバー本人の意思を尊重するということができる余裕があるのがすばらしいなと。簡単に加入だ卒業だいってるけど、ひとりのメンバーの人生にしてみればすごい大変なできごとだと思うんですよアイドル活動って。恋愛スキャンダルや病気を理由に運営が振り回さない、見捨てない、切り捨てない、っていうのは情がないとなかなかできることじゃないなと。実際にそのおかげであいあいの未来を考えることができたんだし。わたしはハロプロという概念を支持しているので、ひとりのメンバーの不測の事態にドーーーンと構えられるハロプロをすごく頼もしいとおもってしまった。