とうふ油

とうふとアイドルについて

これぜんぶ早口で言いました。

二宮くん、紅白の司会おめでとう!って言っちゃうんだけどこれがほんとにめでたいことなのかよく分からないのよ。だけどこの非常事態を歓迎する言葉は「おめでとう」しかなくて、それで二宮くんが「ありがとう」って言えるんならおめでとうと言ってあげたいし言うし、だからきっとおめでとうなんだよこれは(ここまで息継ぎなし)


別に紅白のソロ司会を目指してやってきたわけじゃないじゃない?こんなことになるなんて予感すらなかったし、どうして二宮くんが選ばれたの、、、いつからエントリーしてたの?紅白司会者カタログの何ページ目に載ってたの?忖度マークついてたの?
まあいい、なぜか分からないことはこの世に溢れてる。きったないボロボロのどこになにが置いてあるかもわからないような雑貨屋なのか金物屋なのかも不明なたぶん1万年は掃除していないような店が商店街でつぶれないでやってるわけだし、わたしが知りえない分かりえないところで物事はきっとなんとかなってる。
気づいたらもう二宮くんが紅白の司会やっても違和感ない情勢になっている、そういうもんだ。


問題は、さてこれ楽しみなのかと。わたし自身のはなしです。司会かあ…。もうこの国は二宮くんの紅白司会をたのしみにしてますというひとしか人権がないわけですよ。だからいうよ「二宮くんの紅白たのしみ卍だね」「絶対おもしろいンゴ!」うんそうだね、たのしみだ。絶対見るよ。うそじゃない。
だけどだけど、なんだろうか笑顔でハツラツとこう言うたび疲れてくる。不安はない。心配もない。めちゃくちゃ粗がある司会にはならないだろうし、なんだこれヤベーと背筋を凍らす展開もたぶんない。そういうネガティブな司会っぷりは想定できない。じゃあなんで、なんでこんなに二宮くんが紅白の司会やることを考えるのがキツいの!?

それはきっと本番に何時間も緊張しつづけることにもうすでに参っちゃってるんだとおもう。いやもっというと紅白の司会だと発表されたあの日からわたしはもう気が張って目の前がくらりとなって謎の焦燥感に襲われて、ひとりじゃ抱えきれなくてもう無理。わたしがメンヘラなら腕切ってた。おーい!二宮ファンのメンヘラのみんなー!元気してるー?
相葉くんのファンが昨年この期間をどう乗り切ったのか教えてほしい。
こういうときに思うわけですよ。願っても祈ってもどうにもならないんだと。コンサートの成功を願ったり歌番組のパフォーマンスを応援したり、性懲りもなくそういう日々を送ってきて、当たり前のように祈り癖がついちゃってるわけ。わたしクラスのイノラー(だせえ)になると当然のように、ああ紅白大変ですね祈りましょうとなるわけですよ。頭からつま先まで、ああ頑張ってくださいどうかどうか、、、、いや荷が重過ぎるでしょ。紅白は無理だわさすがに無理。後期高齢者を抱えた日本の人口分布かよ。重い重い、こんなの負担できないわ。制度ごと爆破してくれ。
もう思い知らされたよね。祈りでどうとかハングリー精神でどうとかそういう次元じゃない、紅白の司会!!!!!もうね、完全に二宮くんの問題これ!!!!

分かります?こんなに大好きで愛おしいベイビーにのみやきゅんの大舞台に無力でしかないわたしというわたしの嫌さ。
もうどうしていいか分からなすぎてなんかいまマッシュヘアーがボーカルの邦楽ロックバンドとか聞いてます。

めちゃくちゃ衝動的に書いてしまったけど、明日になったら「に、にのみやくん…」ってまた無限祈りして握りすぎて両手の指ぜんぶ骨折してるかもしれないし、このまま賢者モードで12月31日までよだれたらしながら二宮くんのことなんてイチミリも考えないかもしれないし、まじでどうなってるかわかんないんだけど。二宮くんに対してこんなじぶんのポジション見失うなんてもう前世以来の出来事だし記念だね!なんておもしろがってるふしもあります。
つまりそう。二宮くん、紅白の司会とか最高だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!これ!!!これだけ!!!!!!

12月31日、紅白歌合戦の生放送のわたしはどうなってるんだろう。声も出せずに喉をそっと震わせてるかもしれない。
死ぬ間際に激しく抵抗した痕跡をのこした死体になってるかもしれない。
とにかくお前たち、渋谷の喧騒を見逃すな。