とうふ油

とうふとアイドルについて

「14章~The message~」初聴き!

10人体制のモーニング娘。14枚目のオリジナルアルバム「14章~The message~」をフラゲしてきたのでいまから聞きます!!!たのしみいいい!!!!初めて聞く一発目の感想を書きます。


1. TIKI BUN (Album Version)

最新曲TIKI BUNのアルバムアレンジVer。この曲のインパクトは「チキブン」って言葉にもっていかれがちだけど聞けば聞くほど本当に癖になる曲。自分を信じていけ!というありがちなメッセージですがつんくちゃんの歌詞の妙がハマって気持ちいい。

2. Password is 0

これもシングルですね。auのCM嬉しかったなあ。耳に残る最高のCMソングだけに「信じる力 愛の形」って平凡なフレーズで安心させといて、そのあと「家族守るのに正当な理由はいらない」て歌い上げるのズルい。ZEROってワードでこの発想がズルいし。正論すぎて降伏。ってさっきから歌詞のことばっかいってるな。つんくちゃんの歌詞あほみたいで真理だから。

3. 明日を作るのは君

雲の上から神様がささやいてくれているような優しい曲です。すべてを肯定する曲。コーラスは鞘師。ありがちな爽やかメッセージソングだけど、コンサートの終盤で歌われると泣けそう。準備しとくよ!

4. キラリと光る星

鞘師・小田のユニット曲。難しい曲だなあ。強気で向上心ギラギラな世界観が2人にぴったり。もうちょっと生の声で聞きたかった。加工されすぎな気が・・・。

5. 恋人には絶対に知られたくない真実

道重・譜久村・飯窪のユニット曲。リーダー/サブの3人。恋人へのかわいい悩みを歌ってます。はるなんの話してるみたいな歌い方すきなんだよね。さゆの後のセリフ担当になってほしい。

6. What is LOVE?

うあああ。やっぱ好き。この曲初めてきいたときEDMやって良かった!て初めて心から思えた。この1年What is LOVE?に励まされて仕事がんばれたっていっても嘘じゃない。3分強っていう短さも説得力増してていい。楽曲大賞1位候補です。ただし衣装が激烈ダサい。

7. 私は私なんだ

ちょっと待てよ?7曲目で断言するが、このアルバムもしかして名盤ではないか!?おい、おいおいおい!この曲も単純だけどちょっと凝ったメロディが気持ちいいダンスナンバーで、これを歌いこなし踊りまくるステージは絶対にカッコイイだろう!!曲自体はプラチナ期を思わせる歌謡曲、これをいまのメンバーで成立できるっていう感動がある。

8. 笑えない話

うわあこれもいいな!ちょっとトランス調だけど、節が古典的だから耳なじみいいし、このメロディアスな展開でノれるって至高。トラックもコーラスも加工めちゃめちゃバランスいい。メンバーの歌い方も気取ってて雰囲気あるね。ライブでみたい!

9. 笑顔の君は太陽

説教くさいことは中高生の甘い声で懸命に歌われるというのがいちばん眠くならずに済むということがわかった曲でした。言ってること演歌。

10. 君の代わりは居やしない

さくらちゃんのパートがずびんずびん響く曲。ニッポン!ニッポン!っていう掛け声やっぱり曲のなかで浮いてるな。現場で楽しいのも知ってるしタイアップでしょうがないのもわかるけど、楽曲としての印象を下げてるような。

11. 大人になれば 大人になれる

生田・鈴木・石田・佐藤・工藤のユニット曲。歌割メンバーに当ててるんだろうねおもしろい。

12. 時空を超え 宇宙を超え

傑作で最後です。大好きな曲。未来の話のような過去の話のような、現実のような天界のような不思議な世界観だけど、たしかに励ましてくれている曲。春頃ひとりで海外から帰ってきた空港で初めてきいて帰国のうれしさといままで寂しかったのを我慢してたのが溢れ出して泣いてしまったのを思い出す。そんな弱さまでも肯定してくれるような優しさがある。

いやああああ良いね!良いアルバムだった。あまりに真剣に聞きすぎて感想書くのわすれそうになった。聞きながらなんかするのもったいない!EDM路線で戦ってきた強さと、甘んずることなく各所に散りばめられている工夫と創造がたのしいです。シングルも全然浮いてないし、曲順も大正解。おなじみのとんぱち電波曲とか、ギターぎゅんぎゅん曲とか、あっぱれあっぱれみたいな盛り上がることだけを目的とした捨てる曲とか一切なく一環した世界観で全曲乗り切ってるのも潔くて良い。歌詞がぜんぶつんくからの熱いメッセージになってるのが泣くなってほうが無理。
これが2014年のモーニング娘。だったと未来に宣言できる集大成、まさに「いま」を歴史に刻む1枚だとおもいます。

初回特典のDVDはまだ見れてないのでまたこんど。