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とうふ油

とうふとアイドルについて

稲場愛香ちゃん ありがとう

カントリーガールズの稲場愛香ちゃんが卒業を発表しました。またひとりいなくなる。
持病の喘息により、今後の活動を続けていくことができないというのが理由だそうです。つらいね。体調のことだから、安静にとしか言えないし、たぶん完治するようなもんでもないんだろうからがんばってとか言うのも違うんだろうし。だけどせめて、「おつかれさま」「ありがとう」は言いたかったなとおもう。
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まなかは賢い子でした。その賢さゆえに「あざとい」と言われることもあったけど、そしたらつぎはその「あざとい」を武器にしてくる応用力の高さと客観性があったよね。わたしもデビュー当時こうやって書いてました。

まなかんの一番すきなところは人の話をしっかり聞いていて、かつ「聞いていますよ」という態度ができるところです。相槌がうまい。相手の話のあとに自分が話したいことがあるとき先走ったりでしゃばったりせずきちんと受け答えをしてから、自分の話に導入することができるんですよね。
新人中学生を3人抱えるカントリー・ガールズにとってこんなに頼りになる存在はありがたくMCでも他の子同士のやりとりを、ふんふんって大きくにこにこうなづいている様子が印象的です。
突き進め!カントリー・ガールズ! - とうふ油

この巧さ、文字で書いても伝わらないとおもうけど、カンガルの皮肉っていじって開き直って呆れるというパワー系のおしゃべりには、まなかの的確な相槌がないと作り物すぎて台無しだったと思わされる場面いくつもあったし(とくにデビュー曲キャンペーンなんかは)、グループトークを牽引してるのはももちPMだけど、その空気感を弁えてたのはまなかだったとおもう。

あと声、あのハリのある高い独特のぶりぶりした声は、グループの声色のバランスとしても必要不可欠でしょ。
まなかが居てほしかった理由、あげればキリがないけど、やっぱりなにより「北海道出身」って部分を欠いてしまうのはとても心苦しい。カントリーの誕生するきっかけであり、どれほどその熱意があったかは結成当時の里田さんのブログをとってもすさまじく、べつに今のハロプロでアイドルやってることがなにかにつながっているとは思えないけどまなかがカントリーガールズとして活動するのは、なにか継承のような、カントリーとしてのこだわりのような気がしてたんだよね。メジャーの発表も、イベントも、北海道のことこれ以上ないくらいスペシャルな場所として扱ってたわけだし。
べつに北海道出身者がいなくなったって、カントリーガールズがなにか変わるわけではないだろうけど、なんとなく後ろめたいよ。なんでわたしがそんな気持ちになっちゃうのか分かんないけど。
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昨年のうたちゃんに続き、2年目にして2人を失うことになったわけだけど、なんか違和感がすごいというか…、ううん。2人ともふつうに活動たのしんでやりがい感じてたように思ってたんだけどな。野心的というか、急に意欲がなくなったようにはとても見えなかったし。泣く泣く決断せざるえない状況に追い込まれたってことなんでしょうか。そうだとすると、なかなかしんどいしつらい(わたしが)
「もう嫌になったからやめまーす」って手を振ってくれたほうがまだ救いがあるよ。どちらにしても失うつらさは伴うけども。好きな子が好きな活動をできないんじゃないかと悩んでる日々があったこと、願い通りの結末にならなかったんじゃないかという可能性、そういうのほんとしんどいので。

ハロプロのなかでいまなにが起こってるのか分からない。今回のことだって、苦渋の決断なのか、諦めなのか、本人の希望なのか、まるで見えないし。こういうとき「次の夢ができたので」とか「活動に達成感を」とかでごまかしてくれないところがアップフロントの辛辣なとこだよね。卒業イベントができないときのアップフロントのばか正直さはほんとにばか。
推測だけども4月の時点であの事務所が諸々の返金に対応したということは、そのときから辞める方向で動いてたんだろうとは思うし、グリーディングDVDのリリースも撮ったものはいまのうち出しておかないともったいないって空気は察してたよ。でもその都度「いやいや大丈夫、大丈夫」ってわたしがわたし自身に言い聞かせてごまかしてきたこともふくめて切ない。切なさがすごい。

ハロプロはなにかと北海道にこだわってるとこがあるから、これから地元でなにかお仕事続けるのかもしれないし、またまなかに会える日がくるかもしれない。喘息っていって辞めたんだからあんまりすぐには無理だろうけどいつかちょっと歌ってくれるかもしれないし、自慢のダンスが見れる日だって閉ざされたわけじゃない。だけど、わたしはいまのまなかに「ありがとう」「おつかれさま」と言いたいのだよ。いま、いまなんだよ。

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まなか、ありがとう!おつかれさま!だいすきだよ。