とうふ油

とうふとアイドルについて

矢口復帰をおもう

ああなんか別に矢口のこととか言いたくなかったんだけど、復帰の一連の報道みてたら矢口のこと好きだったこと思い出して胸がぎゅうっとなった。

矢口自身は1人だけど、芸能活動のうえで矢口の存在は明確に2分割されている。モーニング娘。でアイドルだったころの矢口と、バラエティで活躍している矢口。

わたしは断然前者のアイドル矢口に思い入れがあって、やっぱりあの声、あの存在感、あの器用さは当時の楽曲のコーラスをつくるうえで軸になってたし、矢口の歌声を聴くのがほんとうに好きだった。黄金期メンバーの中で中核を担うポジションは矢口にしかできなかったし、小さいくて明るい金髪の女の子が祐ちゃんなっちとオリメンになつく姿も、辻加護に手を焼いてる姿も、あの時代のモーニング娘。を表すには不可欠な要素だった。
当時から意志の強さはあったし肉食な感じもしたし、熱愛発覚→別れたくない→卒業というある意味で筋の通った卒業の仕方もいまとなっては「矢口らしい」で許せるように思えてきた。

その後バラエティで活躍する矢口はモーニング娘。時代を愛していたわたしにはもう手に負えない(追いかけられない)存在になっていて、なんだったらテレビつけて矢口があーだこーだ能書きたれてリアクションしてるのをうるせえとチャンネル変えたことすらあったかもしれない。でも矢口のことはぜんぜん嫌いになってなくて活躍はうれしかったし、卒業してもふつうにテレビで求められているOGっていうのがむしろ頼もしく感じたりもしていた。矢口やミキティは卒業後の進路として確実にグループへの刺激になっていたと思う(そういえばミキティも熱愛卒業組、やっぱギラギラしてないとやってけないのかねえ)

バラエティで活躍しても矢口は歌うことを辞めず、ハロプロOGが一斉にステージを去るまでは定期的に歌を届けてくれていたし、ヘキサゴンのよく分かんないユニットでCD発売したこともあった。そこで披露される歌声はあの頃モーニング娘。に所属していた時代と変わらぬ素晴らしい声だと感動したりした。
矢口のいいところは歌が好きな子が歌っているということが分かるところだ。真意は知らないし今も歌にそこまでエネルギーをそそいでいるとは考えにくいが、矢口の声をきくとまっすぐでよく響きなによりたのしいと思えた。矢口は歌が好きな子にしかうたえない歌がうたえる。

わたしが矢口の復帰を知り胸がぎゅうっとなったのは、矢口の歌がまた聞けるかもしれないという期待からきている。リズムが弾けるような軽快な歌声がまた聞けるかもしれない!

矢口の復帰後の活動はまたバラエティが主になるだろう。今回の件をいじられ、耐え抜き、なんだったらネタにして笑えるような強さでまた活躍してほしいと願っている。その頭の良さと処世術はだれもが知っているし、変な気遣いを跳ね除けて一層パワフルに意欲的にテレビの世界でがんばってほしいとおもう。だって矢口と指原が共演するのとかちょー見たいもん!

そしてできればまたステージに立ってほしい。曲なんてなんでもいい。テレビの仕事が安定して世間に復帰が馴染んでからでもいい。ただあの声を聴きたい。矢口の歌を聞けば復帰したうれしさをやっと実感できる気がする。(カウントダウンコンサートが濃厚かとおもったけど、年末年始は復帰特需でいそがしいかもね)

矢口真里 「白いTOKYO」 - YouTube

正直いってバラエティタレントとしてしか矢口を知らなければ全然好きになってないし、こんなにうだうだ考えることもなかっただろう(ただのワイドショーネタとしか思ってないな)でも彼女はモーニング娘。としてわたしを楽しませてくれていた実績がある、それだけでその後の人生や芸能活動まで無条件に許せてしまうとは、改めてわたしはモーニング娘。の歴史を含めて愛しているんだと今回の矢口復帰につけて思い知らされた。

はっきりと2分割された矢口の活動のなかで「応援」や「支持」また「批判」などの言葉の意味はおなじようで少し違う。
うた、ガッツ、モーニング娘。OGの活躍という点でわたしは応援している。べつに和田アキ子に可愛がられている矢口をみたいわけじゃないのだ。(岡村さんに相手してもらう矢口はみたい)(東京のお兄ちゃん!)まあ個人が勝手にこだわっているだけで世間的にはおなじだろうけど…!いいけどそれでも!
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やぐ!ガッツだぜ!

ところで「元モデルの梅田賢三」っていまはなにしてるの?